産業用水・廃水事業

産業分野の水コスト削減と環境負荷低減を実現します
目的に合った水質の確保、環境基準に対応した排水処理、コストの削減など、いま産業分野においては水に関する多様なニーズが存在します。水道機工は、水処理エンジニアリング企業としてこうしたニーズにお応えする最適な設備・システムをご提供してまいりました。例えば工業用水・地下水等を高度処理して供給することにより、用水コストの大幅な削減が図れます。また、河川や下水に放流していた排水も、工場内の冷却水やトイレ用水に再利用することにより、使用水量を削減できます。水道機工では、お客様のニーズから発想し、以下の高度な水処理技術でベストソリューションをご提案します。

1. 産業用水処理
 例えば飲料産業においては、良質な原料水の確保が製品の品質を左右し、また洗浄水や冷却水を大量に使用する製鉄業では、用水にかかるコストが製品価格に直結します。このように、さまざまな産業分野において「安全・安価・良質」な水の確保が、競争力を高めるための重要なテーマとなっています。水道機工は“高度な水処理技術”のパイオニアとして、半世紀にわたってさまざまな産業分野に用水施設を提供し続けてきました。こうした豊富な経験は、「膜ろ過システム」、「除鉄・除マンガン装置」、「急速ろ過装置」、「オゾン処理装置」、「海水淡水化装置」など、“用途・目的に合った水質の確保”を実現するさまざまな先端技術に結実しています。当社はこれら多彩な技術を駆使して、省スペース化、既存設備の有効活用、ランニングコストの抑制など、さまざまなニーズにお応えする最適な設備・システムをご提供します。




2.  産業廃水処理
世界的な環境保全活動の拡がりにともない、業界・業種を問わず、あらゆる企業が環境重視の体制づくりに積極的に取り組んでいます。なかでも産業廃水による環境汚染の防止は重要なテーマのひとつであり、多くの企業が年々高度化する水質環境基準への対応に追われています。

水道機工は、長年で下水処理技術を開発して、社会に先駆けて廃水処理に取り組んできました。複雑多岐にわたる廃水性状に対して、物理的・化学的・生物学的なアプローチを複合的に組み合わせ、総合的な処理技術による数多くの実績を蓄積してきました。近年では、「省スペース型システム」や「富栄養化対策テクノロジー」など、独創的な製品開発を進めながら、既設設備の改修・増設工事にも対応。信頼性の高い技術の提供を通じて、地球環境の保全と企業の環境対策に貢献しています。


3. 排水再利用
河川や下水道に放流されている排水の再利用についてご提案いたします。
排水の再利用を目的とした膜分離活性汚泥法（MBR）及びRO膜を利用することにより良質な処理水が得られます。排水の再利用による用水・排水のコストダウンを実現します。
  

                                                                                       廃水処理におけるMBR膜の応用

                                                           

                                                                              廃水を工業用水に再処理するためのRO逆浸透膜の適用